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2018年 11月 16日 ベストブログをめぐる冒険
おはようございます。私は12時過ぎでも、おはようございます、でございます。
(これは、アマチュアボクシング協会山根前会長の言葉です。いつか使おうと思っていたのですが、やはり時間がたっても面白いですね笑)
今回はいつもとはちょっと気合いが違います、なんてったってベストブログなんですもの。僕はこのタイトルが取れなかったら引退しても構わないくらいかけてるので(気合入れすぎかよ!アニマル浜口か!笑)、是非皆さん応援してください!
今回のテーマは「自分」です。普段自分が考えていることを赤裸々に書いていこうと思うので、もし共感できたら投票お願いします!(ただ、今回のブログはとても長い上に超駄文なので、もし読むのが面倒なら投票だけでもお願いします。笑)
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僕は恥の多い生涯を送ってきた。そして、これからも恥ばかりの生涯を送っていくだろう。いや、送っていくに違いない。なぜか。自分が「人間」に思えない。この頃「人間」という存在が奇妙で仕方なく、さらには、自分は本当に人間なのだろうか、と思うようになった。どうしてそう思うようになったか、これには訳があるのだ。
僕には人間社会において理解できないことがある。特に美醜。僕には「かっこいい・かわいい」というものがわからない。それどころか、僕にとって恥ずかしいことにさえ思われる。例えば、絶世の美少年が何か女の子を惚れさせるようなことを言う。女の子もそれを聞き、耳を赤くして、心を完全に射抜かれる。そんなシーンがあるとする(最近はそんなシーンだらけの、内容や脚本など同じような”フランチャイズ映画”が多い気がするが、そんなことをここに書いてしまうような性格が、僕をまた一歩社会から遠ざけているのかもしれない)。そんなような光景を街中で見たとする。僕はそれを見るとどうしても恥ずかしさを感じてしまう。人間がそんなことを言うときは、多少の見栄、その後の成功への確固たる自信、自分への陶酔などを持っており、その上で、自分が映画の主人公にでもなっているかのようなキメ顔と立ち振る舞い。本心からの言動だとは思えない。”お道化”だ。彼らは仮面をかぶって演じている。そんなピエロを人々はかっこいいと呼んでいるのかと思うと、分かり合えないな、とあきらめに似た気持ちが水のように湧いてくる。水と油―
また、僕は自分のことを「モテる」などと思ったことはない。しかも、モテようという願望もなければ現実としてそういう事実があるので、僕にとっては都合がいいと(半分強がりではあるかもしれないが)勝手に思っていた。しかし、最近それがどうにも、社会からの疎外感を助長しているように感じられてきた。
そもそも、人間とはなぜ生きているのだろうか。どうして生まれたのだろうか。僕の考えとして、「繁殖」だと思っている。この地球に存在する動物、昆虫、植物などすべてに共通するものは、「繁殖」。特に昆虫や植物などは繁殖するために、それぞれ独自の進化を遂げている。つまり、命あるものは必ず繁殖という永遠の任務を背負っていて、それらを遂行しようと日々競争している。命を懸けた闘いだ。では人間の世界ではどうだろうか。異性の目を引こうと日々努力して”進化”している人間は数多くいる。そうして”進化”を遂げた人間の特徴を「長所」と呼ぶ。例えば、かっこいい・かわいい、高身長・高学歴・高収入の3K、運動神経、オシャレ、面白い……人間の長所となり得る項目はたくさんある。普通であればこの中で周りの人間より優れていて自信のある項目であれば、それは長所と言えるのだろう。しかし僕は、全ての項目において、「この世には自分よりすごい人がいる」と思ってしまうため、世界で1番にでもならない限りそれを「長所」と思えないのだ。つまり、僕は自分の評価をする際、全世界の人間との相対評価をしてしまうため僕への自己評価が「普通」になってしまうのだ。君は頭がいい、でも世の中にはもっと頭のいい人がいる。君は面白い、でも世の中にはもっと面白い人がいる。そう考えてきた末、僕自身に長所が見いだせなくなってしまい、繁殖という競争において劣勢を極め、ついには競争を放棄せざるを得なくなった。そうして僕は”僕”を諦めた、進化を止めた結果、何ら社会性の価値の見いだせない意思を持った人型の肉塊が出来上がってしまったのだ。
こんなことを書くのはもう止めにしよう。こんな冗長で稚拙な文を読んで、僕という人間を知ったところで特段何も生まれないし、僕自身も気分が落ち込んでしまう。何せ日陰者のくせに陽に当たりすぎてしまっている気がする。だから、君たちが社会の一員として勉学に勤しむ間、僕は車輪の轍に生きるダンゴムシのように俗世の日陰で人目に触れないよう生きて陰ながら君たちを応援して行こうと思う。
君たちは努力すべきだ。僕と同じ轍を踏まないように。
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僕は筆を止めて、気晴らしに外に散歩に行くことにした。
空に蓋をしたような天気だった。―