ゲーム中毒者がプレステをぶっ潰した話 | 東進ハイスクール 西葛西校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2024年 12月 27日 ゲーム中毒者がプレステをぶっ潰した話

 

慶應文学部2012年世界史

 

大問①

ギリシア神話の英雄(   )は

ライオンを狩りを行ったとされ、

ライオンの頭を兜にし、

その毛皮を身にまとった姿で表現される。

 

 

 

 

さあどうでしょうか

 

「ゲーム」が好きな人なら楽勝ですかね???笑

 

ディズニーオタクでわからなかったらまずいですよ!

 

正解は、、、

 

最高神ゼウスの息子(仮)

 

【ヘラクレス】です!

 

アサシンクリードっていうゲームのおかげで

 

なんとか解答できた記憶があります

 

最近のディズニーランドのショーなんかでも

 

出てきますよね!

 

教養として是非覚えましょう!

 

 

 

 

さて

 

50000時間

 

これってなんの数字だと思います???

 

高校3年間の総勉強時間だったら

 

もう偉いの次元超えて

 

心配のライン

 

賀前にキレられそうっすけど

 

さすがに東大いけるやろ!

 

とか思っちゃいます笑

 

じゃあ

 

五万時間ってなんなのか

 

これって実は、

 

僕の人生において

 

ゲームに費やした時間なんです

 

こーーーっっっっわ

 

日数にすると

 

34.7日間一切寝ずに

 

ただひたすらゲームをしていた計算になります

 

分にすると

 

3000000分です

 

今思い返せば

 

友達とおにごっこしたり出かけたり

 

毎日活動してはいたんですけど

 

家にいるときは勉強なんて一切せず

 

ゲームしかしてなかった気がします

 

「ただいまー」の挨拶と共に

 

プレステのスイッチを起動

 

学校の手紙も出さず

 

宿題も全部放置し

 

ゲームゲームゲーム

 

何回親に怒られたことか

 

もはや覚えてないです、、、

 

でも

 

こんな僕でもある日を境に

 

一切ゲームをしなくなりました

 

今までないと生きていけなかったものが

 

ゲームができなくて泣きわめいていた僕が

 

ぷっつり

 

ゲーム機を押し入れにしまい込みました

 

そこから大学2年生の今まで

 

時間つぶしのスマホゲームを除いて

 

ゲームに熱中してません

 

今日は

 

そんな僕の過去についてのお話です

 

このブログを読んでいる

 

ゲーム中毒者の君に送る

 

戒めだと思ってください

 

 

 

 

Episode1~きっかけは父親から~

 

スイッチや3DS

 

おそらく多くの人がゲーム機を買ってもらったでしょう

 

僕もそのうちの一人でした

 

でもあまりにも時期が早すぎた

 

たしか3歳

 

幼稚園年中か年少の時に

 

僕の父親がプレステ3とPSPを

 

意気揚々として買って帰ってきました

 

ちょっと古いですよね笑

 

当時は2007年とかで

 

「もの売るってレベルじゃねえぞ!」

 

って言葉が流行するくらい

 

プレイステーションブームで日本が湧いていました

 

僕の父もそのうちの一人でしたね笑

 

「知り合いの社長さんがくれんたんだよ~」とか

 

ゲームを買い与えたのがバレたら

 

絶対に母親がブチギレるので

 

言い訳してたのを覚えています

 

(僕の母、めっちゃ教育ママなんですよ、)

 

とこんな感じで急に娯楽が増えたのですが

 

幼稚園生なんて

 

自制できるわけないじゃないですか、、、

 

意志とか関係なくゲームの沼に引きずり込まれました

 

そっから高校生になるまで

 

この世のありとあらゆるゲームをプレイしてきました

 

マインクラフトだけで4本ソフトを購入

 

ウイニングイレブンは2012年から

 

モンハンはPSPのサードからほぼ全作プレイ

 

ポケモンやどうぶつの森を

 

のんきにやる日もあれば

 

CODやAPEX、バトルフィールド、荒野行動

 

友達とひたすら銃撃戦をする日もありました

 

ドラクエ、FFみたいなRPGも

 

スマブラ、PKファイヤーネスの元ネタ

 

Mother2みたいなレトロゲームにも手を出しました

 

今となっては

 

どんだけ時間を無駄にしてたんだ、

 

って後悔しか残ってないんですけど

 

みなさんの知ってるゲームなら

 

おそらくやったことないものないと思います

 

もうなんというか

 

起きて歯を磨くのと同じくらい

 

ゲームをするのが習慣になっていたんじゃないかなって

 

当時

 

なかったら生きていけないとか思ってましたね

 

一回、親とのテレビ争奪戦に敗れて

 

ギャン泣きした記憶があります

 

期間限定イベントみたいなのあるじゃないですか

 

それができなくて怒髪天を突いてましたね

 

でも僕の母はご存じの通り女帝です

 

「自分勝手すぎるだろ!」と怒鳴られて

 

しゅん、、、

 

とっても恥ずかしい過去です

 

 

 

 

Episode2~火花~

 

ゲーム中毒から抜けられないまま

 

気づけば高校2年生の夏休み

 

学校からは

 

「ゲームをやめろ!」と言われ

 

当時の三浦担任助手からは

 

「そろそろやめたほうがいいんじゃない?」

 

とアドバイス

 

勿論、勉強はしていたのですが

 

夏の僕はこんな感じで一日を過ごしていました

 

朝部活 2時間

 

部活後東進 4時間

 

帰宅後ゲーム 5時間

 

どう考えてもゲームの比重が重いんですよね

 

しかも夜中の2時までぶっ続け

 

コンディション最悪の状態で毎日部活に行ってました

 

毎日ずたずたな日々を過ごしていて

 

ゲームの後になんか物事をしようとしても

 

集中力が続かない

 

やめたほうがいいとわかっていながらも

 

どうしてもやっちゃう

 

当時は立教の文学部が第一志望で

 

Marchならまだなんとかなるか?

 

とか

 

偏差値45くらいしかなかったくせに

 

謎の余裕ぶり

 

過去に戻れるなら

 

一発しばき倒したい所存です

 

でもそんな時

 

2つのイベントが起こったんです

 

1つ目は8月共テ模試

 

ここで

 

リーディング30点

 

国語70/200とかいう

 

自己最低点を叩き出しました

 

正直これにはびっくり

 

いままで「一応」やっていた

 

仮の姿の「勉強」を真っ向から否定されました

 

ただ

 

これだけでは僕の中毒は解消されません

 

ここに重なったのが

 

2つ目のイベント

 

僕のライバルの成功です

 

高校時代お付き合いしていた彼女が

 

同じ東進で

 

(校舎は違います)

 

圧倒的飛躍を見せました

 

リスニング約80点

 

国語約120点

 

「やった!」

 

「このままやってれば早稲田見えてきそう!」

 

模試当日の夜

 

電話で告げられた「言葉」

 

いや僕からしたら

 

「屈辱」という方が正しいのかもしれません

 

人の幸福を祝うべきなんでしょうけど

 

そんな余裕は僕にありませんでした

 

とにかく悔しかった

 

スタートは同じなのに

 

どうしてここまで差が開くのか

 

そっから2週間くらい落ち込んで

 

9月になった時ある決断をしました

 

【プレステ受験終わるまで押し入れに封印】

 

【勉強系youtuber以外チャンネル登録解除】

 

【tiktok消去】

 

【インスタ消去】

 

【志望校を早慶にチェンジ】

 

 

左の「慶應合格」

 

自分で印刷して部屋に貼り付けました

 

自分の部屋のベットの真上です

 

毎日起きるたびに

 

慶應の二文字と対面

 

何があっても受験から逃げないよう

 

自分に課した十字架です

 

無事合格を勝ち取って

 

弟にマッキーで「おめでとう」と落書きされましたが

 

決心した高2のあの日から

 

大学生になった今でも

 

一回も落ちることなく

 

ずっと貼り続けています

 

彼女が早稲田に行くなら

 

自分も早慶獲んなきゃ

 

男としても情けないし

 

なにより負けたくない

 

Apex プラチナⅠまで行って

 

ダイア帯行けなくて発狂した僕

 

負けず嫌い精神はゲームで培いました

 

最初こそ日常だったものが無くなる

 

つらさはありました

 

ミラボレアス解禁なのに狩れない

 

グラセフ新強盗追加も遊べない

 

でもそれも

 

SNSを消したおかげで

 

情報が無くなり何も感じなくなりました

 

1週間継続したら

 

ゲームやってるやつが馬鹿らしく見えてきて

 

世界史やってる方が何倍も

 

かっこいいし

 

楽しい

 

「ゲーム」って言葉が

 

頭から消えてなくなりました

 

そっから一回もゲーム、SNSを復活させることなく

 

無事受験が終了

 

受験後のある日、

 

父親と

 

「久々にゲームすっか!」

 

みたいになって

 

エルデンリングっていうゲームを買ったんですよ

 

9000円くらいして

 

バカかよとか思いながらしぶしぶ購入

 

そしたらびっくりでした

 

面白くない

 

というか疲れる

 

30分くらいやって

 

さっさと高校の友達とカラオケ行きました

 

「無くてはならない」

 

 

「どうでもいい」

 

に変化

 

小さなきっかけを

 

大きく自分なりに捉えることが

 

変化への鍵だと思います

 

ゲームに限らず

 

何かを断ち切れないみなさん

 

ここで変われなかったら人生負け組かもしれないです

 

今この瞬間に拘りましょう

 

 

 

 

RADWIMPS

『DUGOUT』

 

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