十字軍から考える、『チ。』における異端審問官の在り方。 | 東進ハイスクール 西葛西校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2025年 2月 6日 十字軍から考える、『チ。』における異端審問官の在り方。

高3の直前期

たしか2023年の2月あたり

僕はいつも似たような「夢」を見ていました

私服で西葛西駅のエスカレーターを上がる

私服ということは既に大学生になったのでしょうか

あー受験終わったんだって

まだ終わってないはずなのに解放された気分でした

そして

電車に乗ろうと改札を通ろうとした時

はっきりとPASMOの印字が目に入ってきます

そこにはこう書いてあったんです

西葛西⇔日吉

という文字が

まじか

俺、第一志望受かったんだ

一気に気分が明るくなって

涙が込み上げてきた時

僕は毎回目が覚めます

あー夢か

現実だったらどれほど良かったかな~

なんて思いつつ

でももし

本当に第一志望に受かって

これが実現したら

どれだけ嬉しいだろうか

それからこれが勉強のモチベにつながりました

あの夢を絶対に実現させてやる

夢の続きをこの目で確かめるんだ

『From Noon Till Dawn』

ストレイテナー

 

ブログ〇月〇日だから2日前に書き始めよ!

これが普通の担任助手の感性です

でも小橋は違います

今は1/29 14:01

慶應義塾大学 日吉キャンパス メディアセンター

超ハイパー期末考査期間真っただ中です

きゃっぱいきゃぱい

ほんまに死にそうです

一昨日は政治過程論

昨日は行政法

今日は先ほど、音楽をしばいてきました

そして明日は現代社会理論が控えています

ブログ今じゃないやろ!

ツッコミ入れてください

でもでも

なんか気分乗らないとタイピング進まなくて、、、

「ホロコーストから学ぶマクドナルド理論」

字づらだけみたらおもろそうっすけど

まじきついっす、、、

マクドナルドはマックの方

イギリス労働党のマクドナルドじゃないです

ただただ腹が減ります

昼飯、単位パンしか食べてないです

金ないので、

偉そうな顔した政治学者のオンパレード

僕が政治家になったら真っ先に国外追放します

なんとしてでも

まあそんなのはどうでもよくて笑

友達が国際法の試験に行ってるので

その間だけ気分転換にブログ書かせてください

受験生の皆さん

勉強しろ!って怒らないで、、、

 

前回、澁谷担任助手との対談ブログ

みなさん読みました???

対談してて思ったんですけど

やっぱむずいっすね!

好き放題書こうと思ったんですけど

澁谷に何回か

「それ書いて大丈夫なんか?笑」

と止められたりしました

一人で書く方が向いてるかもしれません

馬狼くらいエゴイストかも

まあ高校時代

ポジションはミッドフィルダーだったんですけどね

万年Bチームです

そういえば

この前

澁谷と賀前と僕の3人で

知らん社会人たちとフットサルしてきたんですよ

けっこうワクワクしてたんですけど

いざ始まると

体が限界でした

もう全身痛くて

息切れ半端なくて

澁谷と二人でコート内で立ち尽くす

彼はルカクでしたね

でかいけど決定機決めないフォワードでした

あー話がどんどんそれて行く、、、

久々のブログで書きたいこと満載なんですよ

近況報告で3000書けそう

なら今すぐ貯めてる期末レポート書けやって

何も言えないっすすみません、

 

最近の趣味?ではないかもしれませんが

人のアカウントをシェアしてもらって

タダでNetflixを見るのにハマってます

安心してください

不正ログインではないです

ちゃんと了承の下、共有してもらってます

いままで

イカゲームとか

地面師とか

サンクチュアリなんかも見ました

こんな感じで色々見てきたんですけど

今見てる

「チ。-地球の運動について-」

っていうアニメがほんまにおもろすぎて

というか

世界史の勉強にまじでもってこいのアニメで

あの感動を共有したくて今回はブログを書きます。

というかただの論文です。

興味ない人はスキップしましょう!

珍しくチャットGPT使ってません!

自分の頭の中にある知識を総動員して

自分の言葉で書きました

受験生の皆さん

一橋の世界史論述なんかで

わんち今年出るんじゃないかなと

密かに思っている議題です

1989年と1993年でしょうか

過去に中世の宗教関連が

一橋で出題された年です

てかなんなら

他の論述出る大学でも出題可能性あります

僕の論文読んで自分なりの考えを持ってください

是非、意見交換しましょう!

 

 「チ。 -地球の運動について-」は、我々視聴者に深い感動と知的好奇心を煽った。舞台は宗教改革以前の中世ヨーロッパ、コペルニクスが地動説を立証させる前の物語になる。この話の中で、よく登場するのが「異端審問官」という人達だ。彼らは、キリスト教世界の秩序を守るべく、異端と言われる考え方を持つ人らに改宗を促し拷問を行うのだが、私はこの「異端審問官」の在り方を実際の歴史学と照らし合わせて検討したい。

 「異端審問官」というと、とてもグロデスクなイメージを持つ人が多いだろう。世界史の教科書などにも、魔女狩りといった表現が出てくるが、実は本来、そこまで残虐性を持った団体ではなかった。教皇と皇帝の優劣が不完全でなかった時代、出来事で言えば「カノッサの屈辱」以前のキリスト教世界において、異端審問の際に拷問を行うことは禁止されていたのだ。あくまでも目的は、異端者に正しい教えを説き、改宗の機会を促すことにとどまっており、宗教裁判などにおいても暴力行使などは稀なケースであった。だが、「チ。」を見た人はわかると思うのだが、作中でとにかく暴力表現が出てくる。「チ。」は「血。」として解釈するできるシーンも多く出てきただろう。

 ここまで異端審問のやり方に変化が出てきたのは、騎士階級の台頭と教皇権の拡大が大きく関わっている。「カノッサの屈辱」にて、グレゴリウス7世がハインリヒ4世に圧倒的優位を見せたあたりから、社会の中で宗教の絶対性がますます高まっていった。その結果、聖書の誤った解釈や異教徒の廃絶運動が頻繁に起こるようになっていくのだ。代表的な例が、見方によっては諸説あるが、7度にかけて行われた「十字軍」である。キリスト教の聖地であるイェルサレムを、イスラーム勢力から奪還しようという流れから始まったこの運動、まさに人の宗教への盲信から生まれた動きだと言えよう。結果を知っている人も多いと思うが、基本的にこの十字軍は失敗に終わっている。第一回にて聖地イェルサレムを奪還したものの、中東の人々に対する残虐行為から怒りを買い。それ以降は大敗を喫している。中には、身内内の裏切りで頓挫した場合もあった。なにより個人的に腹立だしいのが、1212年に結成された少年十字軍である。フランスやドイツの少年少女が中心となって動いた団体なのだが、聖地奪還に向かう際、商人の陰謀でアレクサンドリアにて奴隷として売り飛ばされた。この事件から、「なにが神だふざけやがって。」と高校時代思い、私は無神論者を突き通している。少し話がそれてしまって申し訳ない。私がここで言いたかったのは、こういった宗教運動の高まりから、人々が残虐行為に抵抗をなくし、武力を持ってでも異端者を変えなけらばならないというねじ曲がった正義感を持ち始めたということだ。昨夜、小川担任助手から、「本当にあんな拷問とかしてたの?」と聞かれたのだが、悲しいことにあれは実際に存在した事実なのである。教皇権の絶頂、インノケンティウス3世の時代に、「アルビジョワ十字軍」という出来事があったのはご存じだろうか。カタリ派と呼ぶ方が一般的ではあるが、これはキリスト教異端派である彼らを殲滅するための作戦である。実際に、北フランスの諸侯が多く参戦し、20年にわたって激しい戦いが繰り広げられた。

 やはり社会が混沌に塗れると、自分たちと異なる価値観を持った人々に攻撃的になる。「チ。」における重要な議題、地動説であるが、これも天動説を絶対的に支持する教会の教えから大きく逸脱するものであった。故に、ラファウやオクジ―、パデーニらは異端審問官の標的となったのである。世界史を学ぶ君たちも、ガリレオ=ガリレイやジョルダーノ=ブルーノなど、地動説を信仰してやまなかった人々の犠牲を知っているだろう。今我々が真理を知ったうえで生活できているのも、彼らの死の連続にあるということを忘れてはいけない。

 

 

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